ビリギャル

通勤時間を利用してamazon primeにて映画を見ているもとてんです。

このカテゴリでは私の見た映画を自分なりに書き留めています。

これから見ようとしている方や興味ある方はDVD選びの参考などに是非見てみてくださいね。

また見たことある方は余韻に浸りましょう。

今回観たのは【ビリギャル】です。

原作は投稿サイトの実話とのことです。

偏差値30のギャルが慶応義塾大学に挑戦し、合格するという物語。

最終的に合格するとわかっていても、一喜一憂して楽しめる作品です。

家族や友達の存在なんかも見どころのひとつです。

それでは簡単な情報です。

映画情報
【ビリギャル】2015年5月公開

監督:土井裕泰

脚本:橋本裕志

主演:有村架純、伊藤淳史

この映画を見る

慶応義塾大学に受かるとわかっていても楽しめる作品です。

ついつい泣いてしまいました・・・。

ここからはネタバレに注意してくださいね。

偏差値30のギャル

あまりにもヤバすぎる偏差値30のギャルが主人公です。

工藤さやか(有村架純)があまりにもバカすぎて序盤は呆れるというか面白いレベルだったりします。

日本の形どころか東西南北もわからない小学生低学年以下ではないかという姿。

さすがに実話に基づいたとはいえ、だいぶ盛ってるのではという感じがします。

普通に生きていたら、そこまでにならないような気はするのですが、どうなんでしょう。

ただ、ひとつ言えるのが工藤さやか演じる有村架純があまりにも可愛いということです。

序盤のギャルバージョンの有村架純はめちゃくちゃ可愛いなと感じました。

真面目に受験に取り組み、ギャルメイクを辞めるわけですが、

化粧でここまで違うんだなというのがよくわかります。

もちろん、すっぴんに限りなく近い有村架純も良さはありますが、

ギャルバージョンがあまりにも可愛すぎましたね(笑)

父と母の差

見どころのひとつがさやかの家族でしょう。

プロ野球選手を目指し野球で結果を出す弟が大好きな父はさやかにはめちゃくちゃ冷たい。

娘に何ひとつ期待していない感じは見ていて、酷いなと感じるレベルでしたね。

娘が勉強しようとしても何も期待していなかったり。

また、弟が野球を挫折するわけですが、その際には弟を殴りつける乱暴な父だったりします。

一方の母はギャルのさやかでも愛情を持って接していたり、

学校の先生や塾の先生との会話でも前向きな考え方で娘思いだったりします。

これはこれで甘いという意見もあるかもしれませんが、

父と母でまったく考え方が違うあたりはこの映画の見どころでしょう。

ただ、両親というのはこんな風に父と母で対応が違う方が理想的というか普通だったりしますよね。

父が怒ったら母は慰める、あるいはその逆だったりしなければならないものです。

そうでないと子供というのは逃げ場を失ってしまいます。

子供を両親二人で同じように怒るというのはしてはいけないことだったりします。

この映画の家族では父親が怒る側に徹しているわけでそれはそれで悪くなかったりします。

塾の先生が素晴らしい

塾の先生である坪田先生(伊藤淳史)が素晴らしい先生だったりします。

まさに運命の人に出会ったのかなというところです。

子供の可能性を最後まで信じ、寄り添って勉強していく姿はさすがという感じです。

まさに【褒めて伸ばす】の理想的な教育方法という感じですね。

この先生でなければ、慶應に行こうなんて考えも生まれなかっただろうし、

合格なんて夢のまた夢だったでしょう。

その教えのまったく逆となるのが父の教え方だったりします。

根性論という感じですかね。

叩いて「やれ」という感じで息子に野球をやらせています。

このあたりは同じように子供を持つ親として考えさせられることがたくさんありますね。

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協力あっての成功

さやかの努力が最終的に実るわけですが、

やっぱり忘れてはいけないのが多くの人の協力でしょう。

初めから協力していた母はもちろん、

父は徐々にさやかを見直していきましたね。

雪で交通機関がストップした際に自分のマイクロバスでさやかを送ってくれました。

一緒にカラオケしていた友人たちも、一緒に遊ぶのを我慢してくれましたね。

それでも、もうちょっと早く気づいてやれよ、とは思いましたが。

勉強しながらも無理して遊ぶところに、友達も大事にするというさやかの人の良さが出ていましたね。

また、学校の先生も授業中の睡眠をしょうがなく認めてくれました。

この寛容さは凄いと同時に説得する母も素晴らしすぎです。

学校しか寝るところがないというのもちょっと笑ってしまいますよね。

その一方で学校の存在っていったい・・・とも思うところでしょう。

こういった多くの協力が実っての合格劇でしたね。

環境は大事ということでしょう。



印象的なシーン

印象的なシーンですが、全体的に楽しめたのでなかなか選びにくいところですね。

さやかが友達と温泉に浸かるシーンなんかも良いですね。

感動的なところではなんだかんだで父がさやかを認め始めるところですかね。

階段の壁に貼ってある暗記用のメモを見る父の姿は言葉はありませんが、

表情だけで、その努力を嬉しく感じているのが見て取れます。

雪の日にすぐに準備して娘を送る姿だったり、

前半での厳しさがあるだけに、このあたりが印象的に感じました。

 

この映画から伝わる事

この映画から伝わる事は【信じること】でしょう。

それはさやかが慶応義塾大学に絶対に合格するんだという気持ちであり、

目標に対して信じ続けて努力することで夢を叶えることができました。

諦めたらそこで終わりというのはどんなことにでも言えることでしょう。

また、親は娘のことを信じてやらなければいけませんね。

最初から娘を信じ続けた母親もまた信じることの大事さを伝えています。

そして先生もまた生徒を信じていましたね。

夢に向かう者はもちろん、家族や友達も信じてあげることが成功への大事なことということでしょう。

何か大きな目標を持っている人や挫折しそうな人などに勇気を与える作品だと思います。

かなり感動で泣けますし、おすすめしたい映画で興味ある方は是非見て欲しいですね。

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