火花

通勤時間を利用してamazon primeにて映画を見ているもとてんです。

このカテゴリでは私の見た映画を自分なりに書き留めています。

これから見ようとしている方や興味ある方はDVD選びの参考などに是非見てみてくださいね。

今回観たのは【火花】です。

原作が又吉直樹、「浅草キッド」が主題歌で話題にもなった映画かと思います。

それでは簡単な情報です。

映画情報
【火花】

2017年11月公開

監督:板尾創路

脚本:板尾創路 豊田利晃

主演:菅田将暉、桐谷健太

この映画を見る

売れない芸人の人生を描いた物語ですね。

物語としてはちょっと落ちがないというか、結末に物足りなさを感じました。

ただ、物語の雰囲気としては観ていて面白い部分もあるし、わかりやすい映画だと思います。

ここからはネタバレに注意してくださいね。

菅田将暉の漫才が見られる

この映画の見どころのひとつが漫才シーンでしょう。

菅田将暉、桐谷健太がお笑い芸人に挑戦しています。

よくありそうなネタとかですが、なかなかうまくやってるのではないでしょうか。

お笑い芸人としては菅田将暉はかっこよすぎますが。

また、加藤諒がブレイクしたお笑い芸人役なのがハマり役というか素な感じで面白いですね。

彼って俳優ですよね・・・・?!以前から顔が濃くてお笑い芸人かと思ってはいましたが。

この映画の楽しめる要素がここです。


コンビ組まないのかよ

この映画「火花」ですが、観ていてこうなって欲しいと思うことがあります。

それは徳永(菅田将暉)と神谷(桐谷健太)がコンビにならないのかというところです。

これは誰もが思ったのではないでしょうか。

てっきり、コンビを組んで成功する映画かと思ってしまいました。

しかし、お互いにスパークス、あほんだらというコンビでやり続けます。

この展開だとマンネリ、退屈という感じで苦手な人も多いかもしれませんね。

スパークス最後の漫才

終盤のスパークス最後の漫才があるのですが、

ちょっと見ていてあまりいいものではなかったですね。

最後の漫才となるから、泣かせようという意図もあるのかもしれませんが。

漫才の内容は逆のことを言う設定でしゃべるのですが、

「死ね」とかいうのを連呼するあたりは観ていてちょっと不快に感じるところです。

もちろん、逆のことを言っているつもりではあるのですが、受け取りにくいところでしたね。


成功しないラスト?!

多くの映画はハッピーエンドだったりしますよね。

しかし、この映画は最後まで芸人として成功するわけではありませんでした。

むしろスパークスは解散しましたね。

そして最後に熱海で神谷が徳永を誘って漫才をしようとするところで映画は終わります。

結局、二人のコンビを見ることもなく終わってしまいます。

結末としては物足りなさがめちゃくちゃ残ります。

このあとに果たして二人はどうなったのか・・・。

結局、何もなくエンディングを迎えることになります。

このラストはさすがに・・・予想や期待を裏切ったと言われても仕方ないかもしれませんね。

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印象的なシーン

印象的なシーンを上げるなら、漫才シーンともいきたいところですが、

個人的には真樹(木村文乃)の家を出ていくことになった神谷が徳永を誘って

荷物を取りにいくシーンが印象的ですね。

ちなみに書きにくいですが、下ネタを使ってましたね。

哀しさも笑いに替えようとするところは印象的とも言えます。

また、真樹の新しい男もちょっと印象悪い感じでしたね。

きっとあの後苦しい人生を真樹は歩むのかなとも思ってしまいました。

煙草を吸う人も多かったですね。

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この映画で伝わる事

さて、最後にこの映画で伝わる事です。

映画「火花」では芸人の売れない下積み時代を描いています。

この映画では【夢はそう簡単に叶うものではない】というところが強く伝わります。

何事も簡単にはいきませんし、売れるというのは大変なことです。

サクセスストーリーの映画が多い中でちょっとネガティブ要素が強いところがあります。

結果的に売れたという人が主役として映画の主人公となることが多いが、

この映画では売れない者を淡々と追っている感じですね。

それでも夢を掴むには捨てなきゃいけないものがたくさんあります。

夢を追い続けるというのは現実的には厳しいことというのを示しています。

どんなに売れた人でも、必ずこういった下積み時代というのはあるはずです。

その苦しい時間を乗り越えて今があるというものです。

明るい世界だけではない、ということを伝えています。

ポジティブに考えるのであれば、成功の前には必ず苦しいどん底があったりするもの。

それが今かもしれません。

夢をつかみたいのであれば、ここを乗り越えようという風にも考えられます。

今、目の前にいる成功者のほとんどの人がこうしたことを乗り越えて今があるということを頭に入れたいですね。

賛否両論の映画でもありますが、映画を見て何を感じるかもその人次第でしょう。

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▼監督:板尾創路

▼俳優:菅田将暉

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