Love Letter

通勤時間を利用してamazon primeにて映画を見ているもとてんです。

このブログでは私の見た映画を自分なりに書き留めています。

これから見ようとしている方や興味ある方はDVD選びの参考などに是非見てみてくださいね。

また見たことある方は余韻に浸りましょう。

今回観たのは【Love Letter】です。

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1995年公開の映画でだいぶ古い作品ではありますが、

令和となった今、再び話題になっていたりするみたいですね。

2020年1月に公開された「ラストレター」に関連してるともあって最近観たという人も多いのではないでしょうか。

それでは簡単な情報です。

【Love Letter】

 

1995年公開

 

監督:岩井俊二

脚本:岩井俊二
主演:中山美穂、豊川悦司、酒井美紀

 

この映画を見る

監督の岩井俊二氏はこの映画で一躍有名になったようですね。

韓国でも大人気だったという作品です。

ちなみに2度見ました。

ちょっと1回見るだけでは、なかなかわからないことが多いですね。

2回見ることで、かなりよくわかります。

ちょっと集中して観ていないと、いろいろ勘違いしやすいですし、

パニックになります。

というのは簡単なあらすじなのですが、

恋人の男性を失った女性が、亡くなった恋人宛に手紙を書きます。

その手紙を受け取ったのが同姓同名の女性でした。

そこで同姓同名だった学生時代の思い出などを知ってしまう切ない恋物語といったところでしょうか。

ここからはネタバレに注意してくださいね。

中山美穂が二役に気付かなかった

実は最初に見て、なかなか気づかないのが中山美穂が二役だったということです。

しっかり、あらすじとか解説を頭に入れておいていれば別ですが、

普通に見始めてボーっとしてるとこれは置いていかれます。

主人公の中山美穂ですが、渡辺博子、藤井樹という二役で出演しています。

普通に見ていたら気づかないくらいでしか違いがないのでけっこうわかりにくい描写です。

どちらもショートカットですし、場面の切り替わりでいきなり不意打ちのように入れ替わったりしてるので、混乱しやすいです。

2回目に見る時も、ついつい一時停止して、頭を整理しちゃったりしましたね。

最初に出てくるのが渡辺博子で、この女性が亡くなった藤井樹(柏原崇)の恋人です。

そして祖父と母と暮らしているのが同姓同名の藤井樹(中山美穂)になります。

この設定を理解していないとまったく楽しめない作品でしょう。

ちなみにこの二人が一度だけすれ違うシーンがありましたね。

それにしても中山美穂は本当に綺麗ですよね。

当時、私は中学生でしたが、実は中山美穂がかなり好きでした(余談)。

卒業アルバムの勘違い

物語は卒業アルバムの勘違いから始まります。

ここのからくりはちょっと面白いところですね。

葬式を終えた博子は卒業アルバムから亡くなった藤井樹(男)を見つけ出し、

書いてある住所に手紙を送るのです。

この場面をよく見ると、博子が辿った住所は女子の名前の列にある藤井樹(女)でしたね。

つまり、博子は亡くなった樹(男)の住所と信じて、樹(女)に手紙を出していたのです。

そして、博子は樹(男)の住所は今は国道になっていると聞きます。

しかし、送った相手は樹(女)であるので、国道にはなっていないんですよね。

それを博子は勘違いしているので、国道になっているのに手紙が届いたという謎な事態であることに気付きます。

これが1回目で普通に見てわかる人はすごいよく見てるなと思います。

樹(女)は謎の女性から手紙が届くのですが、丁寧に返信します。

このアルバムからの勘違いで始まるところは見どころのひとつかもしれませんね。

二人の藤井樹・・・

同性同名の藤井樹の存在がわかると、今度は学生時代のシーンが時々出てきます。

同姓同名というだけで、からかわれていた学生時代。

お互いに嫌だったのかと思うところですが、

嫌な思い出しかないという樹(女)に対して、

実は樹(男)はそんな嫌ではなかったことが最後の方でわかります。

樹(女)は今までそれに気づけていませんでした。

中学生時代の藤井樹は酒井美紀が演じています。

さすがに制服の中山美穂というわけにはいかなかったのかな。

それにしても、この時の学校てこの手のいじめけっこう多かったですよね。

経験者なのでわかりますが、、、

いじめてるような子たちがめちゃくちゃガキに見えてしまいます。。。

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風邪のくだり

今見ると、面白いのが風邪の対照的な場面ではないでしょうか。

というのも新型コロナウイルスが流行っている今だとすごく敏感に感じるセリフなどがあるのです。

渡辺博子と一緒にいた秋葉茂(豊川悦司)は樹(女)が風邪だと知った時に、

「肺炎くらいで死ぬわけない」みたいなことを言っていました。

一方の藤井樹(女)は父を肺炎で亡くしています。

風邪をこじらせて肺炎となったというのはまさに新型コロナに近いと思いました。

個人的にはこの作品での秋葉茂ですが、あまりいい男に見えないんですよね。

そんなに魅力的に感じませんでした。女性的にはどうだかわかりませんが。

また、中山美穂の二人ですが、渡辺博子よりも藤井樹の方がいい女性かなとも感じた次第です。

このあたりを比較するのも面白いかもしれません。

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男・藤井樹について

さて、大人になった藤井樹は冒頭から亡くなっているため、誰が演じているわけでもありません。

そんな藤井樹(男)の目線で見てみると、この物語はちょっと面白く感じるかもしれません。。

学生時代は同姓同名の女子がいて、冷やかされることばかりでしたね。

しかし、投票で泣いている樹(女)を見て、クラスメイトに手を出したり、

なんだかんだで女子を守るカッコいいところがあったりします。

樹(女)の友達が好きになるくらいモテるのもわからなくはないですよね。

そして、図書委員を二人でやることになります。

本を読むのが好きでたくさん借りていて、図書カードには「藤井樹」の文字がたくさんありました。

終盤でこの藤井樹の文字は樹(男)が好きな人の名前を書いたのではないかとも考えられます。

そして、転校が決まって、最後に樹(女)の家に本を渡しに行きます。

「もう返せないから、返しておいて」ということでしたね。

これは転校することが決まっているからですね。

そしてこれが大きな伏線だったりしました。

樹(男)は樹(女)の父が亡くなったばかりだと知って、

告白するつもりもあったかもしれませんが、状況を考えて辞めたようにも見えましたね。

このあたりに樹(男)の純情で不器用な少年という部分が見え隠れしていました。

このまま彼の初恋は終わったわけです。

しかし、彼は大人になり、初恋の女性とよく似た女性を見つけます。

それが渡辺博子という女性です。

もちろん、一目惚れし結婚を考えるくらいの大恋愛をします。

そして、結婚を間近に山で遭難して亡くなりました・・・。

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ラストシーンについて

ラストシーンですが、1回目を見た時には正直理解しきれていませんでした。

最後に中学生たちが樹(女)の家に行き、本を渡しに行きます。

そしてその本は最後に樹(男)が「返して」と頼んだ本でしたね。

その図書カードの裏には樹(女)の絵が描いてありました。

これはラブレターのようなもので、好きと伝えてるようなものでもあります。

つまりは中学生時代の最後に会った時にこのラブレターを樹(男)は樹(女)に渡していたのです。

樹(女)はその時にはカード裏の絵には気づかずにそのまま図書室に返しました。

そして大人になり、樹(男)が亡くなって初めてその絵を見て、思いに気付くことになります。

このあたりの人物それぞれの感情などがこの作品の一番の見どころでしょう。


印象的なシーン

印象的なシーンですが、繰り返して見ていたらどれも捨てがたい場面が多いですね。

韓国で流行ったという「お元気ですか?」の場面はお互いの違った感情があって、

すごい複雑だなと感じました。

そして、最後の祖父の言葉がすごい引っかかったんですよね。

「この木を植えた時に二人に同じ名前を付けた」と言います。

木に対して名前を付けたのだろうと思うのですが、

どうも「二人」という表現の仕方に違和感がありますよね。

さすがに樹(男)の名付け親ではないですよね。。。

この映画から伝わる事

この映画から伝わる事ですが、【失われた時】でしょうか。

ラブレターがあった本のタイトルにもあるのですが、

生きていて、気づかないことは多いものです。

亡くなった後になって、初めてわかること。

恋愛においても、別れた後に後悔をしたり、

後から知る事ってけっこう多いですよね。

失ってからでないと気づけないことばかりです。

この作品では樹(女)は当時の樹(男)の気持ちを今になってようやくわかりました。

一方の博子は自分が相手にとって初恋の女性と似ていたという事実を知ることになります。

今となってはどうしようもない事でもあるでしょう。

過ぎ去ったことに何かを求めてもしょうがありません。

最後の中山美穂はどちらも笑顔でしたよね。

前向きに捉えて次の一歩に繋がるように踏み出したいものですね。

伏線など多彩で展開も面白い作品ですので興味あるかたは是非一度。

この映画を見る

監督:岩井俊二関連作品

女優:中山美穂関連作品


 

 

 

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