通勤時間を利用してamazon primeにて映画を見ているもとてんです。
このブログでは私の見た映画を自分なりに書き留めています。
これから見ようとしている方や興味ある方はDVD選びの参考などに是非見てみてくださいね。
また見たことある方は余韻に浸りましょう。
今回観たのは【女の穴 R-18】です。
なんだか、いやらしいタイトルですよね。
もちろん、アダルトというかエロティックな作品です。
この路線の作品てけっこう面白いものです。
それでは簡単な情報です。
原作は漫画みたいですね。
もちろん、私は見たことありません。
この作品は二つの短編ストーリーから成り立っています。
どちらも同じ学校での話で、最後は二つの世界が微妙に繋がっているところも面白さを感じます。
ついつい最後まで見てしまいます。
一つ目の物語は宇宙人の女子高生が教師と子供を作るために動きます。
二つ目の物語は年上の変態教師を好きになってしまった女子高生の話です。
どちらも男性教師と女子高生の性交なんかを描いています。
R18指定なので気を付けてくださいね。
ここからはネタバレに注意してくださいね。
テレビの大画面でスマホ映画を楽しもう 通勤時間中にスマホで映画を楽しもうまさかの宇宙人だった
教師の福田祐一(小林ユウキチ)は卒業アルバム制作をしている際に、
突然、女子高生の鈴木幸子(市橋直歩)から一緒に子供を作ってくださいと頼まれます。
もちろん、福田は本気にはしていませんでしたが、
その理由が「私は宇宙人」で地球人との子供を作らなければいけないというものでした。
福田は女子高生とヤれるチャンスだと思いお花畑で待ち合わせます。
鈴木は福田のホテルの誘いを断り、車の中でさっさと終わらせようとします。
子供を作るためだけあって、事をあっさり終わらせようとするあたりにちょっと男としては物足りなさも感じるところでしょう。
宇宙人とのセックスは福田の表情を見る限り、かなり気持ちの良いもののようですね。
ただ、そこには前戯だったり、感情だとかがまったくありません。
宇宙人からすれば、無駄なものだということです。
鈴木は福田とのセックスを「良いものではない」と表現します。
これにはちょっと男性目線だと悲しいところでしょう。
しかし、「悪くもなかった」ということで若干救われます。
そして、福田としてはラッキーなことに鈴木は一回目で妊娠しませんでした。
ということで、2回目をすることになります。
2回目では、福田は前回物足りなかったので自宅に招き、正常位やバックでします。
福田はセックスすることで鈴木のことが気になってきます。
そのため、福田は鈴木とデートをすることにします。
デートの後で福田はセックスをしようとしますが、拒まれます。
鈴木はなんと「前回の妊娠の結果待ちで統計がずれるので出来ない」と言います。
これには福田は呆れるところだったでしょう。
感情のない、子作りだけのための関係に福田は寂しい思いをします。
鈴木がやっぱり、緊急事態なのでセックスしようとしますが、これを福田は拒否します。
福田には元カノがいました。
元カノは福田に一方的にフラれたようで、福田とは関係を戻したいと感じていて、
福田の車に乗り込み、いきなりフェ〇します。
そしてこれを鈴木に目の前で見られます。
しかし、鈴木には感情はなく、嫉妬も怒りもありませんでしたね。
数日後、鈴木の妊娠が発覚して、目的達成との報告を福田にして関係が終わります。
感情のない体だけの関係をセフレと言ったりしますが、
セフレであっても、その場だけでもけっこう楽しんでするものだったりしますよね。
しかし、子作りのためだけにただ挿入をするだけという機械的な行為では男性も満足できないし寂しいところがあったりします。
そのあたりを表現した作品でしょう。
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まさかのゲイだった
2本目は変態教師が放課後に、取手(布施紀行)という男性生徒の机の前で自慰行為をしているところを女子高生の萩本小鳩(石川優実)に見られてしまいます。
しかし、小鳩は変態教師の村田克己(酒井敏也)のことを好きだったりします。
小鳩はよくわからない感情で取手が好きという村田のことをいじめることにします。
いじめられることで、辛さを感じてきた村田は小鳩に泣きつきます。
そこで小鳩は村田を襲ってセックスします。
しかし、女性に興味のない村田は豚としているようなものと失言。
そんな小鳩は今度は放課後に取手を呼び出し、取手とセックスします。
そしてそれを村田にわざと見せつけることで快感を味わいます。
好きでもない男とやって、好きな人にそれを見せるというのは辛いところでしょう。
1作目とは逆で女性の辛い部分を表現しています。
好きになった男性がゲイで、自分には絶対に振り向いてくれないという苦しさを
いじめることで紛らわせるという複雑な思いを描写していますね。
ラストシーンについて
卒業式が終わり、その数か月後、福田は元カノと寄りを戻したのか人間との感情あるセックスを楽しみます。
しかし、突然の鈴木からの連絡で子供が生まれたことを報告を受けて会いに行きます。
最後に鈴木とキスをするあたりは感情があるのかないのかわからないところでもありますね。
その1年後に福田と村田が会話するシーンがあります。
取手を思い出す村田と、鈴木を思い出す福田の違いが男女の考え方の違いを表しています。
取手を忘れられない村田に対して、福田は鈴木をそういえばいたっけなぁくらいに思います。
思いを持ち続ける女性的な感情と、次が出来ると忘れてしまう男性的な感情ということでしょう。
印象的なシーン
印象的なシーンを挙げるとすると、1作品目の福田と鈴木のデート後の会話でしょうか。
ちなみに個人的には2作品目より1作品目の方が好きです。
釣りデートの後の車内にて福田は鈴木とセックスしたいという思いがありましたが、
それを統計がずれるという理由で拒否され、ふてくされます。
同じ男としてこのやりたいと思った時にやれないもどかしさはよくわかりますし、
ふてくされるのもめちゃくちゃわかるところですね。
鈴木は別の方法で処理しようとしたり、緊急事態なのでしましょうというのですが、
ちょっとロマンチックの欠片もない発言の連続で男性としては萎えるというところでしょうね。
この一連のやり取りはちょっと見ていてリアルさを感じるところでした。
この映画から伝わる事
この映画から伝わる事は【複雑な男女の感情】というところでしょう。
1作目では男性側の感情、2作目では女性側の感情を複雑に表しています。
よく男性は体だけが目的だったり、やれればいいと考えている人が多いイメージがありますよね。
しかし、本当にそれだけだったら面白くもなんともないということでしょう。
実際にはそこに愛情だったり、あるいはその場限りだけの感情がなくては成り立たないのではというところでしょう。
また、やることによって感情が生まれるというのもあるということです。
2作目の女性側の感情のほうですが、
好きな男性が別の女性ではなくて、別の男性のことを好きという複雑なシチュエーションです。
好きな男性が女性では満足してくれなくて相手にもされない。
だからこそ、相手の好きな男性と自分がするところを相手に見せてあげるという不思議な行動を起こします。
自分が好きな人を満足させてあげるという部分では女性らしさを感じられますね。
こうした男女の違った感情を複雑に表現している大人向けの作品に感じます。
そういった視点でこの作品を見るとさらに楽しめるかもしれませんね。
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