神様の言うとおり

通勤時間を利用してamazon primeにて映画を見ているもとてんです。

このブログでは私の見た映画を自分なりに書き留めています。

これから見ようとしている方や興味ある方はDVD選びの参考などに是非見てみてくださいね。

また見たことある方は余韻に浸りましょう。

今回観たのは【神様の言うとおり】です。

amazonのレビューでの評価は低かったですが、けっこう楽しめました。

ちなみに数字での評価などはあまり参考にならないことが多いですね。

内容としてはデスノートなどに見られる人が死んでいくゲームのような物語となります。

数字に騙されるな!映画サイトレビューの低評価を決める5つの理由とは?

それでは簡単な情報です。

【神様の言うとおり】

 

2014年11月公開

 

監督:三池崇史

脚本:八津弘幸
主演:福士蒼汰、山崎紘菜、神木隆之介

 

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簡単な内容としては突然、学校で始まったゲームで人がどんどん殺されていきます。

ゲームをクリアすれば生き残ることができます。

主人公が考えながらゲームをクリアしていくというような物語です。

ここからはネタバレに注意してくださいね。

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だるまさんがころんだ

いきなり人が死にまくるところから始まります。

教室でだるまがだるまさんが転んだをしていて、

動いたら、だるまに殺されるというルールです。

冒頭からこれだけ人が死ぬので、この先どうなるのかというあたりに見ごたえを感じます。

主人公である高畑瞬(福士蒼汰)はクラスメイトの協力の元になんとかだるまの背中のボタンを押してゲームを終了させます。

しかし、協力したクラスメイトも殺されるという残虐さ。

ボタンを押した高畑だけが生き残りました。

ゲームの怖さが退屈な日常を奪うことになります。

招き猫とバスケットボール

だるまさんが転んだはどうやら、他のクラスでも行われていて、

各クラスの勝ち残ったものが次のステージへ進みました。

続いては体育館で招き猫と戦います。

招き猫の鈴を首にかかったバスケットゴールに入れると勝ちになるというゲーム。

しかし、招き猫は狂暴でとにかく人を食いまくります。

ネズミの着ぐるみを着ている人を食べるのですが、

誰もいなければ誰でも食べるという設定。

そして、ネズミの着ぐるみを着ていると狙われはするが、猫の声を聞くことができる。

背中を掻いて欲しいという猫の思いに応えることで猫は昼寝をします。

その間に鈴をゴールさせようとしますが、内輪揉めで起こしてしまいます。

しかし、高畑がボロボロのバスケットボールを使って攪乱させてなんとかクリアします。

最後にシュートを決めたバスケ部エースの天谷武(神木隆之介)と協力した秋元いちか(山崎紘菜)が生き残ります。

こけしとかごめかごめ

生き残った3人でしたが、まだゲームは続きました。

というのも学校ごとにゲームが行われていて、今度は他校の生徒と一緒になります。

そこで再会したのがかつてのガールフレンドである高瀬翔子(優希美青)でした。

かごめかごめで後ろの正面の名前を言い当てないと殺されます。

高畑は前の人の時間切れのタイミングをスマホで録音していました。

そのタイミングを利用して後ろの正面の名前を言い当てました。

そして秋山、天谷、高瀬含む7人が生き残り次のゲームに進みます。

シロクマ

続いてのゲームは本当のことを言ったら終わりというゲームです。

これまでのゲームとは違い、だいぶ頭脳戦という感じがしますね。

「好きな食べ物は?」や「高畑瞬が好き?」など嘘かどうかよくわからないゲームばかりでした。

結局、内輪で誰が嘘を付いているか揉めて、嘘だと思われた人が死んでしまいます。

そして、たどり着いた答えはシロクマ自身が嘘を付いているということでした。

シロクマはただの黒いアクマでしたね。

この質問自体には答えはないということでしょう。

マトリョーシカと缶蹴り

最後のゲームはマトリョーシカとの缶蹴りです。

鬼になった天谷はすぐに秋元含む3人を見つけてしまいます。

そこで高畑は鎧を着て天谷に近づきます。

顔を見られて名前を呼ばれたら負けということで天谷は高畑の顔をはがします。

しかし、その際に天谷に鎖を付けることに成功。

そして高畑は鎧ごと海に飛び込みます。

高畑は鎧を脱ぎ捨て、缶を蹴りに向かいます。

一方の天谷は鎖で繋がれた鎧を持ち上げるはめに。

缶蹴りは高畑が勝利をしましたが、誰も死なないという結果に。

しかし、まさかのご褒美のアイスの棒に生きるか死ぬかが書かれていました。

高畑は秋元と恋を育むように思われましたが、秋元が死ぬこととなってしまいました。

ラストシーンについて

ラストはゲームを終えて生き残った高畑と天谷の姿とともに、

神が現れます。

出てくるゲームの支配者はしりとりで繋がっていたのですが、

マトリョーシカが終わりではなくて、マトリョーシカの次は神でしたね。

最後は神の手によって運が生死を決めました。

また、引きこもりの若造が「世界を救いに行く」と言い残し出ていきます。

謎を多く残してのラストに感じました。

このあたりの締まりの謎が低評価を多く残したようにも感じますね。

印象的なシーン

印象的なシーンを挙げるとすると、こけしのえんがちょのシーンでしょうか。

えんがちょは突然出てくるゲームでもないわけのわからないヤツだったりします。

手を繋いでいるような仲間は狙わず、一人の人を狙います。

ここで、高畑が逃げる秋元を高瀬の手を放して掴みにいきます。

高畑が秋元を大事にするというような気持が少し見られます。

なにげに高畑を巡る女心もあるのかちょっと表情など見ごたえのあるシーンではないでしょうか。

この映画から伝わる事

この映画から伝わる事は【信じること】ではないでしょうか。

ゲーム全般を見ていると、ただの殺し合いではないのかなというように感じます。

人の悪い部分が出れば出るほど、死に繋がっていきます。

まさに「正義が勝つ」というところでしょうか。

しかし、正義というものは強いものである場合もあります。

高畑とは違う強さを持っている天谷も生き残りました。

生き残るためにはそれなりの力も必要ということでしょう。

知力、体力、想像力、運とすべてを持っているものが勝つことができるというお話。

ただ、その中で最も必要なのはチームワークだったり、人を信じることです。

多くのゲームは協力することで勝利しました。

世の中で生き残るための必要なものは何かというところが伺えます。

ただ、作品としては最後に謎が多く残りましたね。

結局は神のいうとおりということでしょうか。

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