WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~

通勤時間を利用してamazon primeにて映画を見ているもとてんです。

このカテゴリでは私の見た映画を自分なりに書き留めています。

これから見ようとしている方や興味ある方はDVD選びの参考などに是非見てみてくださいね。

また見たことある方は余韻に浸りましょう。

今回観たのは【WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~】です。

「ウォーターボーイズ」などを手掛けた矢口史靖監督の作品です。

めちゃくちゃ泣ける映画でしたね。

簡単なあらすじとしては都会育ちの青年がド田舎で林業に挑戦してみるという話です。

林業という仕事を扱った映画は初めて見る世界だったりしますので、

見応えは十分です。

他の仕事にも共通して言えることも多く学びも多い作品と言えるでしょう。

それでは簡単な情報です。

映画情報
【WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~】

2014年5月公開

監督:矢口史靖

脚本:矢口史靖

主演:染谷翔太、長澤まさみ、伊藤英明

この映画を見る

見どころは序盤からめちゃくちゃイライラするやる気ない主人公の変化ですね。

コメディタッチなところが随所に見られて真面目すぎない映画でもあるので、

そのあたりは見やすく疲れなく、うまく出来ています。

期待以上に泣けますし、私としては評価高い作品です。

ここからはネタバレに注意してくださいね。

主人公が嫌い

とにかく序盤は主人公である平野勇気(染谷翔太)にイライラします。

そもそも林業の研修に行く動機がパンフレットの美女に惹かれるところから始まるわけですからね。

そして研修にて、先生の話をまったく聞いていなかったりする姿には呆れたりします。

また、とにかくしゃべり方だったり総合してやる気のなさが伝わるので、

それがイラっとしたりします。

逆に言えば、それだけ演技力、表現力が良いってことでもありますね。

この映画全体に言えますが、演技力が素晴らしいですね。

石井直紀(長澤まさみ)、飯田ヨキ(伊藤英明)の二人も本当に林業の世界にいるように感じます。

ヨキの厳しさもいい味を出しています。

そして後半に連れて勇気が成長していきます。

前半があまりにも酷かっただけに後半での勇気には感情移入しやすくなるんですよね。

この勇気の成長が大きな見どころでしょう。

林業の大変さがよくわかる

林業ってあまり脚光を浴びない仕事だったりしますよね。

仕事の内容だったり、生活だったりあまり知らない世界でもあります。

しかし、この映画を見るだけでかなり知ることができますし、

その大変さを目の当たりにします。

特に天気が悪い日だったり、害虫の存在だったり、都会ではあり得ないことの連続です。

その一方で、木を切った時の喜びなどやりがいも表現されています。

このやりがいは見ていて気持ちの良いものでもあります。

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お祭りのシーンについて

後半の最後の盛りあがりのイベントとして大きなお祭りが用意されています。

このお祭りが賛否両論だったりします。

自分としてもちょっと微妙だなという印象でした。

というのも、まず親がくだらないことで勇気に電話してきます。

さすがにハンバーグがどうこうで電話するのは酷いですね。

どうしようもない親だ・・・と感じます。

まぁ、タイミングが悪かったということでそこは許しますが。

その後に山の頂上まで遅れた分を取り返すために直紀のバイクで行くんですよね。

なんか神聖なるイベントのようなのに、バイクで頂上に簡単に行ってしまう姿は微妙だったりします。

そして、山の頂上から大きな丸太を落とすわけですが、

そこに勇気が紐が絡まり一緒に落ちることに。

どう考えても安全でないし、死ぬ可能性すらあるのではという危険な行為なのに、

周りがあまり心配していない様子に感じました。

着地したあとに、いつも通り、丸太を触ったりしているのは不謹慎というか・・・

あまり良い光景に見えませんでしたね。

ストーリーとしてかなりここまで感動だったり、良い雰囲気だっただけに、

この祭りのくだりは少し残念なところもありました。


印象的なシーン

印象的なシーンはいくつかあるのですが、

一番のシーンは勇気の友達らが林業を見学し、撮影などをする場面でしょう。

林業に慣れてきて、少しずつ山の男になってきた勇気の変化を一番印象付けた場面でもあります。

友達らが林業をバカにするような雰囲気が見てる側にもわかりましたね。

ヨキがキレそうなところで、勇気が「帰れ」とキレました。

この場面はかなり痺れますし、勇気に好感を抱く場面となりましたね。

視聴者みんながやってもらいたいこと、思ってたことを叶えてくれましたね。

この映画から伝わる事

この映画から伝わる事は【挑戦と継続】でしょうか。

いろいろとありすぎて、どうまとめるか難しいところですが、

何事もやってみなければわからないものです。

この映画では主人公はすぐに林業を辞めるかと思いきや、

最後まで研修をがんばりましたね。

そして、最後はまさかの都会に戻らず再び林業の世界に行くという結末でした。

林業に挑戦するという行動力や最後までやり遂げた継続力は人生においてめちゃくちゃ大事ですよね。

世の中、実際にしてみた者にしかわからないことがほとんどでしょう。

やる前から「無理だ」「つまらない」なんて決めつけてしまうことってけっこうあるかもしれません。

これは林業だけの話ではなく、すべての物事に共通して言えることでしょう。

そういった先入観などはプラスとなりませんし、良くないことです。

これから社会人になる方だったり、何かを始めようとしている方には特に感じることが多い作品です。

多くの方に見てもらいたいなという作品と言えるでしょう。

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